たけのこの季節になるといろいろな方から頂くことが多いのですが、賞味期限以内に使い切るのって意外と大変ですよね。
この記事ではタケノコの賞味期限や腐った時の見分け方をご紹介します。
おすすめのレシピもご紹介しますね。
もくじ
たけのこは状態によって賞味期限が違う!皮付きのほうが長持ち?
たけのこの季節になると、スーパーなどで「皮のついたたけのこ」「たけのこの水煮」」「ゆでたけのこ」って販売されていますね。
これらの賞味期限をそれぞれご紹介します。
皮のついたたけのこは新聞紙などで包んで野菜室に入れると1週間ほど持ちます。
ただ、1週間と言ってもその間たけのこの風味は落ち続けるので、できるだけ早く下ゆで、アク抜きをすることをおすすめします。
たけのこの水煮とゆでたけのこは冷蔵庫で保管して3、4日くらいです。
「たけのこの水煮」と「ゆでたけのこ」の違いですが、実は変わりはありません。
厳密にいうと、ゆがいたものが「たけのこの水煮」。
ゆがいてたあとにザルなどで水切りをしたのが「ゆでたけのこ」です。
タケノコが腐るとどうなるの?
うっかりタケノコを食べそびれてしまって、1週間以上たったっけど大丈夫かなと不安になることってないでしょうか。
たけのこが傷んでいるかの見分ける歳のポイントとしてはピンク色になっていたら完全にNGです。
食べられませんので覚えておきましょう。
見た目は問題なさそうだけど少し心配問いう場合は、触ってみてにゅるにゅるしていないか、酸っぱい匂いがしていないかが傷んでいるかどうかを確認してください。
上記に当てはまったら腐っています。
ギリギリ大丈夫かなと言う場合はきれいに洗って、湯がいてから調理してから食べましょう。
たけのこをおいしく下茹でする方法は?
たけのこの下茹で方法ですが、皮を剥いて穂先を5cmほど切り落とします。
根元のかたい部分は削り落としましょう。
次に、縦に2〜3cmほど縦に切り目をいれます。これは火を通りやすくするためです。
鍋にたけのこが、ひたひたなるほどの水を入れます。
- 米ぬか(または米)
- 唐辛子(いれなくてもよい)
をいれて強火で炊きます。
沸騰したら弱火で40分ほどゆでてください。
根元に竹串を刺してスッと通ればゆであがりです。
火を止めたら冷めるまでそのままにしておきます。
冷水で覚ますのはNGです。
自然に冷ますことで灰汁を完全に抜くことができます。
たけのこに消費期限や賞味期限が表示されていないのはナゼ?
たけのこに限らず生野菜には消費期限や賞味期限が表示されていないですよね。
生野菜に関してわかりやすく言うと、単純に期限を付ける基準が不安定ということがあります。
野菜の賞味期限については別の記事でご紹介していますので参考にしてみてください。
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参考消費期限と賞味期限の違いは?期限後はいつまで食べられる?
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新鮮なタケノコの特徴は?
新鮮なたけのこの見分け方ですが、皮にツヤがある。つやつやと輝いきらきらしている皮が新鮮です。
また、丈が短くでっぷりとしているものは柔らかくて甘みがあります。
新鮮なたけのこは、見た目から美しいのでパッと見て「きれい」と思ったら新鮮ですよ♪
タケノコの長期保存には瓶詰が一番!その方法は?
たけのこを瓶詰すると1年ほど保存することができます。
用意するもの
- ジャム用のビン
- 鍋
- キッチンぺーパー(厚め)または布巾
瓶詰の方法
1)鍋の底にキッチンペーパーを引きます。
2)その上に、たけのこを隙間なくギューギューにつめたたけのこが入った瓶を置きます。
3)みずを鍋、ビンにたっぷり入れます。(びんがひたひたひたるほど)
4)ビンの蓋を軽く締めます(軽く!ですよ)
5)火をつけ、沸騰し30分ほどしたら火を止めます。
6)熱いうちに、ビンを取出し蓋をきっちりとしめます。
このとき、ビンの中の水が濁っていないか確認します。濁っていたら、悲しいけどNGです。
7)冷蔵庫で保管します。
冷蔵庫で保管して1年ほど持ちますが、蓋を開けたら、その日のうちに使い切ってくださいね。
瓶詰めは少し面倒!そんなときの保存方法は?
その他の保存方法として冷凍や塩漬けもあります。
冷凍保存
そのまま冷凍すると繊維が残ったりスカスカになるので、ひと工夫必要になります。
どんな料理に使うか最初に決めておきましょう。
それに合わせて小さめの半月切り、いちょう切りにし、ラップなどに1回の使用料ごとに平らに並べます。
表面にまんべんなく砂糖をまぶし、冷凍庫で保存んします。
料理に使うときはそのまま使用してください。
この方法で1か月程は保存可能です。
塩漬け
タケノコの1/4の重さの塩を準備します。
蓋つきのタッパに塩をまんべんなく引きます。
たけのこの水煮を置き、その上に塩をまたまんべんなくのせます。
塩でタケノコをサンドイッチするような感じです。
たけのこの隙間にもまんべんなく塩をつめてください。
数日置くと水がでてくるので、その水を捨てて保管します。このとき、塩を追加する必要はありません。
常温で保存してもいいですし、気になる方は冷蔵庫で保存してください。
常温保存で1年間持ちます。
召し上がるときは、塩抜きをする必要がありますが、このとき水ではなく、薄めの塩水につけて一晩おきます。
そうすると塩が抜け、いろいろな料理に使うことができます。
長期保存したタケノコの活用レシピを紹介!
冷凍タケノコを使ったたけのこご飯
材料(4人分)
- 冷凍タケノコ(下茹でしたもの)150~200g
- 米2合
- 油揚げ1枚
- 調味料
- 出汁200ml
- 薄口しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ1
- 酒 大さじ1
作り方
- 米は洗ってザルにあげ、30分ほどおく。油揚げは熱湯をかけて水けを絞り、縦半分に切って細切りにする。ふ
- 鍋に調味料と油揚げをいれて火にかけ、煮立ったらタケノコを凍ったまま入れる。混ぜながら3~4分煮て火を止め冷ます。冷めたら具と煮汁に分ける。
- 炊飯器の窯の中に米と煮汁を入れる。炊飯器の2合のメモリよりだし汁が少ない場合は追加で入れて炊飯器で炊く。炊き上がると具を入れ2~3分蒸らし、混ぜる。
たけのこの賞味期限まとめ
たけのこはきらきらしていて、でっぷりしたものが新鮮でとても美味しいです。
下茹で後は、使用目的に応じて保存するといいですね。特に冷凍保存のときは、凍ったまま料理に使うので、目的に応じてカットすることをお勧めします。
さまざまな保存方法で、いつでも美味しいたけのこ料理を召し上がってくださいね。