キャベツを冷凍して賢く保存したって、使い方がわからなくては意味がありませんよね。
そこで、冷凍キャベツを使ったおすすめのレシピを3品紹介します。
どれもとっても簡単なうえに、アレンジ一つで大人向けの1品からお子さんでも食べやすい物へと変化させることができるので、家族みんなで食べることもできます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
とっても簡単「キャベツとコーン、生ハムのマリネサラダ」
キャベツの緑とコーンの黄色がとってもきれいな見た目のマリネです。火も使わないのでお子さんと一緒に作ることもできます。
材料(2人分)
- 冷凍キャベツ 200g
- ホールコーン 大さじ2
- 生ハム 20g
ですが、サラダなので量やお好みに合わせて目安程度に思っておいてください。
コーンが好きな方はコーンたっぷりでも問題ありませんよ。
マリネの材料
- オリーブ油 小さじ2
- レモン汁 小さじ1.5
- 塩小さじ⅕
- 練りからし、こしょう各少々
辛さが欲しい方は粒マスタードでもよく合いますよ。
もし、マリネの液を作るのが面倒という方は市販のお好みのドレッシングで問題ありません。ドレッシングが変わると全く別のサラダになるので飽きが来ずにいろんな料理の副菜として使うことができます。
作り方はとてもシンプルです。
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1冷凍したキャベツを自然解凍します。
急ぎの場合は流水ですすぐか、凍らせている袋のまま水につけると解凍が早まります。熱湯や電子レンジで解凍するとかなり早いですが、急速に解凍することで水分が出てしまうのであまりおすすめできません。事前に冷蔵庫に入れてゆっくり解凍するのがおすすめです。
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2解凍したキャベツの水分をしっかり絞ります。
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3コーンとドレッシングを和えて、最後に生ハムをそえると完成です。
メモ
この記事ではホールコーンと紹介しましたが実は私はいつも冷凍のコーンを使っています。ホールコーンでも良いのですが、1缶全部使わずに今回のレシピのように少しほしいというときには冷凍コーンのほうが好きな量使うことができるので便利です。
冷凍コーンの場合は耐熱皿に冷凍コーンを入れ袋の表記通りに電子レンジで加熱します。
粗熱が取れたら、キャベツと和えましょう。
ひと工夫で子供向けメニューに!
解凍したキャベツが少し大きめの場合は、お子様用に少し細かくカットします。
生ハムの代わりに薄切りハムを使用し、短冊切りにします。
型抜きでかわいらしい形にしてもいいですね。
ドレッシングはお子様のお好みのものがあればそれでもかまいませんし、マヨネーズを使うとお手軽でいいですよ。
体に優しいツナとキャベツの生姜煮
冷凍キャベツは生に比べて火が通る時間が短い印象があります。
さらに加熱する料理の場合、事前に解凍しなくてもいいメリットもあります。
2品目は冷凍キャベツを加熱して使うレシピです。
材料は2人分で
(材料は2人分)
- 冷凍キャベツ 300g
- ツナ缶(オイル漬け) 1缶
- しょうが ひとかけ[/list]
調味料
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ½
step
1下準備としてショウガを千切りにし、ツナ缶は水気を切っておきます。
step
2鍋に水50mlと酒を入れ煮立て、凍ったままのキャベツをいれます。
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3醤油を入れて蓋をし、7分ほど煮たら完成です。
今回はキャベツとツナ缶のみでしたが、ほかに冷凍野菜がある場合は同様にして煮立て具沢山スープにしても美味しいですよ。
生姜が効いているので体調が悪い時や寒さが厳しい時など、いろんな場面で使えそうです。
ひと工夫でお子様メニューに!
生姜の香りや風味が苦手なお子さんもいるかと思いますので、お子さん用には生姜を入れずに作ってあげるといいですよ。
彩りににんじんやブロッコリーを入れるのもおすすめです。
お子さんが好きな野菜を使ってあげると、食欲も増しますね。
みじん切り冷凍キャベツで簡単お好み焼き
これまでのレシピは、ざく切り、もしくは千切りにした冷凍キャベツを使っていましたが、冷凍する時にみじん切りにキャベツを切っておくと簡単にお好み焼きが作れます。
お好み焼きに必要なネギや長芋、小麦粉はどれも冷凍ができるので、これらの材料が冷凍ストックにあれば必要な分量の材料をボウルに入れて混ぜるだけなので包丁要らずでお好み焼きが作れますよ。
今回はキャベツのみ冷凍した場合のレシピを紹介しますね。
材料(2人分)
- 冷凍キャベツ 350g
- 揚げ玉 大さじ4杯
- 万能ねぎ 3本
- 豚バラ肉 4枚
- 卵 2個
- サラダ油 大さじ二杯
調味料
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- だし汁 150cc
- 長いも 80g
お好み焼きなんて文字通り好きな具材を混ぜて焼く料理なのでいつも使っている具材を入れてくださいね。
今回は豚玉ということで紹介していきます。
ポイント
冷凍キャベツは生のものに比べて若干水分が出るので少し少なめに入れることがポイントです。
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1ボウルに粉類を入れて軽く混ぜます。
お好み焼き粉単体の場合はボウルに入れるだけでOKです。
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2だし汁、もしくは水を少しずつ入れながら混ぜ合わせます。
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3生地ができたら、キャベツやその他の具材、卵を入れざっくりと混ぜます。
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4熱したフライパンに生地を入れ、豚バラをひいて焼きます。
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5底面が少し焼けてきたらひっくり返し、水を大さじ1杯入れて蓋をし、弱めの中火で6分ほど蒸し焼きにします。
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6最後に蓋をとり、ひっくり返して水分を飛ばせば完成です。
お好み焼きづくりのワンポイントアドバイス
お店でお好み焼きを食べるときに、小さな器で鉄板にこぼしながらかき混ぜている様子を見たことはありませんか?
「そんなに混ぜにくいなら大きな器にすればいいのに」そう思った人もいるかもしれません。
しかしこれには訳があるのです。
実はお好み焼きは、混ぜれば混ぜるほどおいしくなくなります。
作り方の時にも、先に粉を混ぜておいて最後にキャベツや具材を入れていましたが、これもかき混ぜすぎを防止するためです。
おいしいお好み焼きは食べたときにとってもふわふわですよね。
フワフワのお好み焼きを作るには混ぜすぎず、全体に空気を含むように混ぜることが大切です。
だからあえて小さい器でふんわり混ぜていたんですね。
なので、可能であればメインの生地を作り終わった段階で、小さな器に一人分ずつの材料を入れてふわっと混ぜるのがおすすめですが、家族が多い方や面倒という方は、極力混ぜすぎないように注意しましょう。
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冷凍キャベツを使ったレシピまとめ
冷凍キャベツを使ったレシピを3品紹介しました。
キャベツは冷凍することで水分が抜け、独特のシャキシャキ感がでます。
火を通すとさほど変化は感じませんが、サラダに使うとよくわかるでしょう。
包丁を使わず作れるレシピも紹介しましたので、忙しい時の1品にお役立てください。