海産物の賞味期限

生わかめの賞味期限は?腐ったわかめの特徴も紹介!

生わかめの賞味期限は?腐ったわかめの特徴も紹介!
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食卓でわかめを使用する機会は多いと思います。

主に乾燥わかめを使ってる家庭も多いのではないでしょうか。

時期が来るとスーパーで見かけるようになる生わかめ。

売られていると購入して料理に使ってみたくなりますね。

この生わかめですが、実はとっても保存期間が短く、腐っているのか見分けもつきにくいです。

特に生わかめは食感、風味共にとてもよく、限られた期間でしか出回らない食材なので旬の時期には味わいたい食材ですが、保存方法がわからないと結局腐らせてしまいます。

そこで、生わかめを美味しく長く保存できる方法や腐ってしまっているかどうかの見極め方を紹介したいと思います。

消費期限が切れてしまっても、どの程度なら食べても平気なのか、早く処理してしまうためのおすすめレシピも併せて紹介するので、今すでに冷蔵庫にある生わかめをすぐに料理に使うこともできますよ。

生わかめの処理で困っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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生わかめは賞味期限が切れても食べられるの?

生わかめは保存方法によって消費期限に差がありますが、1番早いもので3日ほどです。

わかめは

  • 海から取られたままの状態
  • 湯通ししたもの
  • 塩蔵したもの
  • 乾燥させたもの

それぞれに保存方法がありますが、生わかめと呼ばれるものは

「海から取られたままの状態」「湯通ししたもの」「塩蔵したもの」

これらのの保存方法を取られたものをいいます。

 

それぞれの保存期間と、消費期限が切れてからどの程度までなら食べられるかご紹介します。

海から取れたままの状態の生わかめ

海中にあったままの状態のわかめは1番消費期限が早く3日です。

加工されたものではないので、そもそも消費期限の記載がない場合が多いかと思います。

有頭エビや捌かれていないお魚に消費期限がないのと同じ理由ですね。

この状態のわかめは購入してから3日以内には食べきるのが基本です。

とても腐りやすいということを覚えておきましょう。

 

湯通しした状態のもの

海から上がったわかめを湯通しした状態のわかめは、先程のわかめに比べると保存期間は長く5日ほどです。

湯通しされた加工品なので消費期限の記載がありますが、大体平均して加工日から5日ほどが消費期限になっています。

もし、消費期限が過ぎてしまっても3日程度であればまだ食べられる可能性があります。

腐ってしまったわかめの特徴を次に紹介しているので、わかめの状態を確認しつつ問題なさそうであればトライしてみてください。

 

塩蔵わかめ

湯通ししたわかめを塩漬けにしたわかめのことを塩蔵わかめと言います。

この処理がされていることで保存期間は常温で1ヶ月、冷蔵で半年ほどまで伸びます。

消費期限が切れてしまっていても、常温では一週間、冷蔵では1ヶ月ほどまでは食べられる可能性はあります。

しかし、どの状態のわかめに対しても言えることですが、保存の仕方によって食品の劣化はかなり左右されます。

保存期間を目安にするのではなく、保存している環境やわかめの状態から判断して食べるようにしてくださいね。

 

生わかめは腐るとどうなるの?

わかめは腐ると、とっても臭いです。

かなりキツイ臭いを発するので、これはヤバイとすぐに気付くでしょう。

しかし、強烈な臭いを発するほどではなくとも腐敗が進んでいる状態もあります。

その時に見るポイントは

  • 表面のぬめり
  • カビや溶けていないか

以上を確認しましょう。

ワカメは海藻なので新鮮な状態でも海藻ならではのツルッとした感触はありますが、劣化が進むとかなりぬるっとします。

洗っていてこんなにヌルヌルしてたっけ?と思った時は要注意です。

 

色に関してはわかめは腐ると赤っぽく変化します。

塩蔵や湯通しのわかめはきれいな緑色なので赤っぽくなるとわかりやすいですが、生のわかめは茶色っぽい色をしているので実はわかりにくいです。

生わかめで色が分かりにくい時は湯通ししてみるとすぐ分かりますよ。

もし腐っていたら、熱を加えることで生臭い臭いが発生します。

 

カビや溶けていないかどうかは比較的分かりやすいので、処理する前に確認してみてくださいね。

 

生わかめの消費期限を延ばす保存方法は?

生わかめを1長く保存させるために乾燥わかめにすることです。

お店で販売されている乾燥わかめは常温では1年ほどの消費期限があり、さらに消費期限を一年過ぎても食べられたという証言もあるほどかなり保存期間が長いです。

 

◆乾燥わかめ

お店の乾燥わかめは塩蔵わかめを乾燥させたものですが、自宅で乾燥わかめにする時には湯通ししたものを乾燥するだけでも十分長く保存ができますよ。

乾燥わかめのデメリットは生わかめの風味や食感が損なわれるというところと使う時に戻さなくてはいけないというところです。

量が多い場合にはやはり長く持たせられる乾燥わかめはおすすめなのでおうちで作ってみてください。

 

●乾燥わかめの作り方

生のわかめを湯通し、そのままざるに広げたり、洗濯物のように洗濯バサミに干したりハンガーにかけるなどして干しましょう。

天気が悪い時などは室内でも問題ありません。

しっかり乾燥させたら、ハサミで保存しやすい大きさにカットして完成です。

乾燥わかめは水滴がつくとカビが生えてしまって食べられなくなります。

高温多湿の場所は避け、しっかり密閉できる袋や容器に入れて保存しましょう。

 

その他の保存方法

そのほか、保存方法と期間の長さは塩蔵>冷凍>湯通しになります。

保存の期間はこれまでにお伝えした通りですが、それぞれの保存状態のわかめを少しでも長く持たせるためのポイントがあります。

 

◆塩蔵わかめ

塩蔵わかめは、密閉容器に保存することで保存期間が伸びます。

冷凍室で保存しても凍らないので冷凍室での保存がおすすめです。

塩蔵わかめは、出し戻しすることで空気に触れる回数が増え、消費期限が短くなる可能性があります。

保存する時は1回分ずつに分けて冷凍室での保存がいいでしょう。

 

◆塩蔵わかめの作り方

塩蔵わかめはお店で売られてもいますが、自宅でも作ることが可能です。

生わかめの風味と食感を残したまま長期保存したい場合には塩蔵わかめを作りましょう。

①湯通ししたわかめをザルにいれ、わかめの3/4の量の塩をまぶし混ぜます。

②密閉袋に入れ冷蔵庫で2時間ほど置くと水分がたくさん出てくるのでしっかり絞ります。

③残りの1/4の塩を振り、密閉容器に入れると完成です。

時間や冷蔵庫のスペースに余裕のある方や、しっかり水分を取りたいという方は、ザルに入れてわかめの上に重石をして冷蔵庫で一晩寝かせると、よりしっかり水分が抜けます。

水分が抜けているほうが保存の期間は延びるので、可能であれば一晩寝かせたほうがいいですね。

ただし自家製の塩蔵わかめは、塩が少なかったり水分が残っていたりした場合、思いのほか消費期限が短くなってしまうこともあります。

本来、塩蔵わかめは常温保存もできるのものですが、自家製の場合は、こうしたリスクもあるため、冷凍室で保存するようにしましょう。

塩蔵わかめを使うときには、塩分を抜くためにしっかりと流水で洗いましょう。

3分ほど流水ですすぐか、わかめをいれたボウルに水を張り、1分ごとに水を入れ替える作業を2回ほど繰り返します。

つけている水を少しなめてみてしょっぱさがなくなれば大丈夫です。

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◆湯通しわかめ

生わかめを買ってきたら、まずは湯通しすること。

これが基本です。

湯通しさえしていれば水気を切ってそのまま冷凍することも可能です。

冷凍わかめは約1ヶ月保存ができます。

ただし、生のわかめは磯の香りがとてもきついので半日ほど水につけて磯のにおいを取り除く必要があります。

大量にわかめがあって、乾燥させるにも場所がない、塩蔵するにも手間をかけてられない、そんな時には湯通しして冷凍庫か保存のきくメニューを作ってしまうかの二択です。

冷凍する時には、しっかり水気を切って保存袋に入れましょう。

塩蔵わかめと同様、小分けにしておくと使いやすくて便利です。

 

●湯通しの仕方

沸騰したお湯にわかめを数秒入れるだけです。

わかめはお湯に入れるとすぐに色が変わるので、色が変われば引き上げましょう。

あまり長く茹でてしまうと、茶色に変色し風味や触感が損なわれてしまうので気を付けましょうね。

解凍するときには、ザルなどに凍ったわかめを入れて熱湯をかけます。

解凍できたら冷水で冷まして完成です。

 

お味噌汁など煮物に入れるときには凍ったままでも大丈夫ですが、わかめは熱しすぎるとおいしくなくなってしまうので先に解凍しておくほうがおすすめです。

 

生わかめを使ったレシピを紹介!

生わかめは触感と風味がとってもいいので、出来ればサラダなど加熱しないで食べる料理がおすすめです。

生わかめにおすすめのレシピを2つ紹介しますね

生わかめの酢の物(4人分)

材料

  • 湯通しした生わかめ 100g
  • きゅうり 2本
  • にんじん 1/2本

合わせ酢

  • 甘酢 大さじ2
  • ショウガ 1/2片
  • 醤油 小さじ1

 

◆作り方

①湯通しした生わかめは食べやすい大きさに切ります。

②きゅうりは輪切りにし塩もみをして水気を切ります。

③ニンジンは皮をむき、いちょう切りにします。

④ショウガは皮をむいてすりおろし、合わせ酢の材料を混ぜて①②③の食材と和えます。

今回はシンプルに人参ときゅうりを使いましたが、お好みの具材で問題ありません。

私の母の酢の物には錦糸卵やカニかまぼこなども入っていたのでそうした家庭ならではの食材と合わせるのもいいですね。

個人的にはたこがおすすめです。

 

塩蔵わかめを使ったわかめナムル(2人分)

材料

  • 塩蔵わかめ 40g
  • リーフレタス 60g
  • ハム 4枚
  • ごま油 大さじ1
  • 塩 一つまみ
  • すりおろしニンニク 小さじ½

◆作り方

①塩蔵わかめの塩気を抜き水分をとったら食べやすい大きさに切ります

② リーフレタス、ハムを食べやすい大きさに切ります。

③ごま油、塩、すりおろしたニンニクを混ぜ、①②と和えます。

冷蔵庫で2日ほど保存がきくナムルの完成です。

 

お子さん用にちょっと一工夫!

ごま油の香りがいいナムルはごはんとの相性もばっちりです。

お子さん用にニンニクはのぞいて、細かく刻んだわかめで作ると韓国風わかめおにぎりの具材ができますよ。

ナムルとご飯の混ぜご飯にして韓国のりで巻くととってもおいしいです。

いつものおにぎりに飽きたらぜひ試してみてください。

 

生わかめの賞味期限まとめ

限られた期間でしか入手が難しい生わかめは、保存方法を工夫することで長期的に楽しむことができます。

見た目にはわかりづらい腐ったわかめの特徴についても紹介しました。

いろいろな料理に使える生わかめですが、触感や風味を最大限に行かせる酢の物やナムル、サラダなどに使うのがおすすめです。

自家製塩蔵わかめもぜひ試してみてくださいね。

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